職場でこじれた人間関係に疲れた!どうやったら楽になれるの?
このお悩みに答えます。
✔この記事を読んで分かること
- 職場で関係がこじれた人と仲直りする方法
- 職場でこじれた人間関係から脱却する方法
- 今日は退職日和です サイト運営者
- 勤続15年の会社を辞めて 脱サラ
- 現在はブロガー&アパート経営
会社でのお悩みランキング上位に入る人間関係。しかも、一度こじれたら大変ですよね。相手からあからさまに嫌われてると仕事だってやりにくい。
プライベートなら会わないようにすれば楽にはなれますが、仕事をしている以上、関わらないようにするのは難しいです。
では、どうしたらこの状況から楽になれるのか。
結論、潔く、ポジティブにあきらめましょう!
こんなに悩んでるのに、何言ってるの?とちょっとイライラした方もいるかもしれませんが、もうホントこれにつきるんです。
解決していくため、あきらめも肝心です。
ですが、精神論の話だけするつもりはありません。ここからは具体的な行動方法を説明していきますね。
仲直りする方法
いきなりですが、仲直りにエネルギーをさくことはおすすめしません。
会社は働いて利益を上げる場所です。冷たい言い方になりますが、友達をつくるところではありません。
仲直りするにはかなりのエネルギーが必要ですし、こじれた相手と修復できる確率はかなり低いんです。
人は一度嫌いになった相手のことを好きになることは中々ありません。
自分もそうではないしょうか。嫌いと思ったら相手を許せないのが事実。
そうは言っても、仲直りするために動きたいという方もいると思います。
ここでは、仲直りしたい方向けに解決法を提案してます。
わたし自身、実行して効果があった方法です。
また、仲直りにはトライせずに、このつらい状況からとにかく早く脱却したいという方には3つの解決法をご案内しています。
この3つの方法を実行すれば、今の状況からかなり楽になります。もうこじれた人間関係で頭を悩ますことはありません。
仲直りしなくていいという方は「4.こじれた人間関係から脱却する方法」から読んでみてください。
対個人の場合
解決①:外堀から埋める
特定の個人とだけ関係がこじれた場合の解決法について、まずお話します。
外堀から埋めていく方法です。
具体的には、こじれた相手の周りの方と仲良くするという手法。
対象は、相手の上司、同僚、同期などですね。
とことんいい人アピールします。その中でも一番効果がある方法は共感。
目上の方でも、相手の言っていることに同意することで好かれる確率がぐんと上がります。
相手が言ったことに、そう思いますといいながら、また、他の言葉で言い換えてみてください。
自分のことを理解してくれていると思って、相手からの好感度が上がります。
雑談を例にすると
A:「○○の仕事がすごく大変で、もう疲れたよ」
あなた:「大変だね。特にこの□□のところが大変なんだよね」
というかんじです。
少し言い換えたことで、より自分のことを理解してくれていると感じます。
普段の仕事で関わりがない人といきなり会話できないという方は、大変ですが、人脈を使って挑んでみてください。
こじれた相手の周りに好かれ、あなたの評価が上がると、その相手はあなたを嫌っていることに居心地の悪さを感じてきます。
時間はかかりますが、じわじわと効果が出る方法です。
嫌ってる自分の評価が悪くなるので、段々と歩みよってきてくれたりします。
解決②:仲裁に入ってもらう
頼れる人に頼って解決する方法です。
ただ、仲裁に入ってもらう方の選定は慎重にしてください。間違うと余計こじれる可能性もあります。
仲裁者は社内の人がいいですね。
具体的には
- 人情があり、面倒見がいい人
- 社内でメンタルケアなどの担当になっている人
- 口がかたい人
誰かのために動ける人というのは一定数存在します。
普段、親交がなくても「○○さんの普段の姿をみて、ぜひ○○さんに聞いていただきたい悩みがあるんです」と丁寧に言えば、無下にする人は中々いません。
一定の立場の方なら何かしら対処をするはずです。
ただ、この場合、こじれた原因などを深堀りする可能性が高いため、責められる覚悟をもちながら、今後もいい関係を築いていきたいという強い思いをもつ必要があります。
経験上、仲裁者を交えての話し合いになるとかなりのエネルギーを費やします。
また、その仲裁者にも大変な思いをさせるため、相当な覚悟をもって挑むことになります。
解決③:敵ではないことをひたすらアピール
相手に敵ではないということをひたすらアピールします。
具体的には、
- あえて聞こえるくらいのところで、その人の仕事ぶりを褒める
- 笑顔でありがとうを言ったり、挨拶は率先して行う
ここは、無の感情で挑みます。
一度嫌われた人と仲直りするには相当な労力が必要です。
自分が嫌っているとどうしても雰囲気に出てしまうんですね。そして、それが相手にも伝わります。
その負の気持ちを脇に置いて、ひたすら笑顔を続けていると、相手が根負けして、話してくれるときがあります。
対大人数の場合
解決①:第三者に相談する
こじれた相手が大人数の場合、一人で対処するのはかなりの難題です。
こじれた状況にもよるため、第三者に相談してみましょう。
おすすめの相談先は
- 会社の人事部、メンタルケア担当者
- 働く人の悩みホットライン 日本産業カウンセラー協会
- 個人のカウンセリングココナラ
人事部、メンタルケア担当
会社に相談できる部署がある場合は利用するのが得策です。
社内の事情もよく分かっていますし、問題がおおごとになっても会社としては困るはず。
適切な部署や担当者に相談してみましょう。
働く人の悩みホットライン
日本産業カウンセラー協会の働く人の悩みホットラインを利用します。
相談料は無料で、時間は一人1日につき1回30分以内。専門の産業カウンセラーが対応します。
民間に相談すると、1時間数千円はかかるので、無料で専門家に相談できるのはかなりお得です。
個人のカウンセリング
手軽に相談してみたいとうい方はココナラがおすすめです。
検索に「人間関係 職場」と打ち込むと心理カウンセラーの方などがヒットします。
プロフィールなどをみて、自分にあった方を選択することが可能です。
解決②:キレる
最終手段ですが、今まで進言しなかった方がいきなりキレると周りがびっくりして改善することがあります。
一方で、本人もかなり勇気のいる行為ですし、悪化する可能性もあります。
感情的にキレても中々伝わらないため、冷静に怒るのが得策です。
キレる際に重要なポイントは
- 今まで常識的に過ごしてきた自負がある
- なるべく理論的にキレる。平静を装う。
- キレた後は、相手といい関係を築きたいと主張する
今までの行いが理不尽すぎて嫌われてしまっている場合は効果が出ません。
なので、常識的に過ごしてきた人というのが大前提です。
また、感情的にキレると「この人、おかしくなった?」と思われ、関係の改善までは至らなかったりします。
何がどう嫌なのか、この状況がどうおかしいのか、なるべく冷静にキレましょう。
最後に、キレた後は、関係をよくしたいという思いをしっかり説明します。
ただの憂さ晴らしのためにキレたのでは、キレた側が損することがよくあります。
目的は、あくまでも関係の改善です。人はテレパシーは使えないので、きちんと発言しないと相手に伝わりません。
こじれた人間関係から脱却する方法
説明しましたが、仲直りには相当なエネルギーが必要です。本当に改善したいという思いがないと実現しません。
ここからは、仲直りは脇に置いといて、とにかく今の状況から脱出したい、楽になりたいという方に向けて対処法を説明していきます。
解決①:圧倒的に仕事ができる人間になる
仕事ができる人間になり、相手も従わざるを得ない状況にします。
上司、同僚、取引先からの高評価を狙います。
難しいことではありますが、この今の不満を糧にして、自分のスキルアップにもつながるいい方法です。
評価が上がれば、相手も無視しにくくなります。
また、上司から評価を得ることで、○○さんの態度が悪くて仕事がしにくいなどの相談がしやすくなります。
上司は優秀な人を外には出したくないので対処してくれる確率がぐんと上がるのです。
残念ながら、どうでもいい人の相談は話半分になってしまう可能性があります。
解決②:異動する
会社へ異動の相談をします。
こじれた人間関係のために、なんで自分が異動しなくてはいけないのかと不満を感じるかもしれませんが、今の状況から脱却する一番楽な方法は異動です。
会社によって規模が違うため、一概には言えませんが、要はその相手がいないところにいけばいい話。
会社で働き続けたとして、異動を一度も経験しないという方はあまりいないと思います。
どこかのタイミングで異動する可能性があるのだとしたら、早くしても同じ。
また、異動は仕事の視野も広がるし、スキルアップにもなるので、おすすめです。
わたしも異動を5回ほど経験しましたが、そのたびにスキルアップができて、かなりよかったと実感しています。
異動願を出すのは勇気がいりますが、上司に新しい仕事をして、視野を広げたい、上を目指したい、スキルアップしたいなど、プラスの理由を言って相談してみてください。
決して、あの人と一緒に働きたくないから異動したいとは言わないこと。
上司があなたのことを応援したいと思える理由を提示することによって、対処してくれる可能性が広がります。
解決③:転職活動する
仕事の評価を上げるのも、異動も難しいとなると、転職が最後の手段です。
転職すれば、今の人間関係から完全にお別れできます。
ですが、同時に心配になるのは、また同じ目にあったらどうしよう…という不安。
この不安を対策するためにやった方がよいこと3つを上げましたので、順番に説明します。
友人に会社を提案してもらう
正直に友人へ人間関係の心配を打ち明け、どういった職場なら働けそうか話をします。
友人であれば、ある程度あなたの考えていることは理解できるはず。
その上で、ここの会社はどうか、こういった業界はどうか、など提案してもらうのです。提案したもらった会社で求人があれば応募してみるのも手。
転職サイトを利用する
転職サイトに登録してオファーを待ったり、応募してみたりする方法です。
ここでおすすめの転職サイトを紹介します。
リクナビNEXT は、日本最大級の求人数があり、転職サイトといったらここというほど知名度が抜群。登録必須の転職サイトと言えます。
- 圧倒的に求人数が多い転職サイト
- オファー(スカウト)機能が設置されている
- 条件検索が細かくできる
できればやってほしいことは、転職活動に進んだ場合、面接をした際は直接一緒に働く方と話しをする機会を設けてください。
人事部の方とだけ話しても、結局、一緒に働く方は違う人です。人間関係が不安なのであれば、お互いを知り、入社後の不一致は極力減らしておくのがよいでしょう。
転職エージェントに相談する
人間関係が良好な会社で働きたいという場合は、転職エージェントを利用するのが最も有効な手段でしょう。
絶対とまではいいませんが、第三者が入ることによって、可能性が高くなります。
まずは、転職エージェントの担当者に自分の希望をお話してみてください。
個人の性格があるように、会社も社風があり、趣味嗜好が異なります。
なるべく合ったところで働きたいという場合は、エージェントから紹介してもらい、また面接で、ご自身で見定めることで成功する確率が上がります。
ここで、おすすめの転職エージェントを2つご紹介します。
まとめ
職場でこじれた人間関係から楽になる方法をまとめました。
転職をする気がないという方でも、転職サイトやエージェントに登録すると視点が変わって少し楽になれます。
わたしも実際登録だけして、本格的に転職活動していない時期がありました。
色々な企業をみたり、たまにオファーメールをいただいたりすると、職場という狭いところで、何を悩んでいるだろうと我に返ったりします。
登録しても、転職サイトやエージェントからしつこく勧誘されることはありません。
今の状況から楽になれる第一歩を踏み出すことができます。